現在発行されている切手は、1・2・5・10・20・50・63・84・94・100・120・140・210・260・350・500円の16種類(日本郵便)ですが、過去に7円切手も発行されていました。
ここでは、過去に発行されていた7円切手の価値と人気について見ていきます。
※他の切手や高く売れる切手の特徴など、切手買取について詳しく知りたい方は下記の記事を合わせてご覧ください。
- 金魚の第一次切手の発行タイプが高く売れる
- 買取価格は安いもので20円、高いもので1,300円
- 切手買取なら福ちゃんがおすすめ
7円切手の種類
7円切手の中でいくつか紹介していきます。
金魚
第1次ローマ字入り
引用:日本郵便趣味協会
7円切手には、例えば1966年〜1967年発行の「金魚」があります。1966年からは、万国郵便連合の申し合わせによって国名をローマ字表記するルールになったので、この時から全てに「NIPPON」の文字が入れられるようになりました。
「金魚」にも「NIPPON」の文字が入っています。
「金魚」はオレンジ色の金魚が緑の水草をバックに泳いでいるデザインで、普通タイプと発光タイプがあります。
買取価格は通常タイプは200円ほどで、発行タイプは1300円ほどになります。
ローマ字入りのものは1966年が第一次発行で、第二次発行は1967年〜1969年です。この時にも「金魚」が7円の額面で登場しています。ただしこの時のものは発光タイプはありません。
第2次ローマ字入り
引用:日本郵便趣味協会
1967年8月1日に発行された「金魚第2次(ローマ字入り)」も7円の額面です。
買取価格は20円ほどになります。
郵便番号
郵便番号宣伝1次
引用:日本郵便趣味協会
1968年7月1日に発行された「郵便番号宣伝1次(地図とナンバー君)」も7円の額面です。2枚連刷のシートで、1つずつ違う標語が書かれています。1つには「あて名に郵便番号を」もう1つには「あなたの住所にも郵便番号を」です。
こちらの切手は、日本で行われた郵便番号の普及促進キャンペーンの一環として発行されました。1968年に郵便番号の制度が開始された後、日本の郵便事業では、郵便番号の使用を奨励し、その普及を目指すために様々な取り組みが行われました。
このキャンペーンの一環として、特定の郵便切手がデザインされ、発行されました。これらの切手は、郵便番号の利用を促進するデザインが施されていることが特徴で、切手を通じて郵便番号制度の理解と使用を広める目的がありました。
買取価格は250円となっています。
標語が書かれている面白みはありますが、こういう切手は軍事のときにも書かれていたことがあります。
今ではテレビやネットで標語を普及させることができますが、当時はラジオや郵便が発達したツールだったので、目に付く切手に標語を刻んだのかもしれませんね。
郵便番号宣伝2次
引用:スタマガネット
1969年7月1日に発行された「郵便番号宣伝2次(はがきとナンバー君)」という切手です。
買取価格は20円ほどになります。
郵便番号宣伝3次
引用:日本郵便趣味協会
1970年7月1日に発行された「郵便番号宣伝3次(住宅とナンバー君)」という切手です。
買取価格は20円ほどになります。
郵便番号宣伝4次
引用:スタマガネット
1971年7月1日に発行された「郵便番号宣伝4次(数字とナンバー君)」という切手です。
買取価格は20円ほどになります。
日本万国博覧会
第1次
引用:スタマガネット
1970年3月14日に発行された「日本万国博覧会第1次(博覧会場風景)」という切手になります。
1970年の大阪で開催された万国博覧会を記念して、日本郵政公社(当時)は複数の記念切手を発行しました。
買取価格は20円ほどになります。
第2次
引用:スタマガネット
1970年6月15日に発行された「日本万国博覧会第2次(会場とかん燈)」という切手です。
買取価格は20円ほどになります。
価値はそれほど高くない?
こうして見てみると、あまり価値はないように見えます。
ただ、7円の額面なので250円や20円でもプレミアと言えるでしょう。
「金魚」の発光タイプであれば買取価格が1,300円になっているので、かなりのプレミア品と言えます。
第一次発行分と第二次発行分では第一次のほうが価値が高くなります。これは最初に「NIPPON」の文字が入れられた記念という価値がついているからでしょう。
今では発行されていない額面なので、コレクションしている人もいるかもしれません。
7円切手を高く売る方法
切手はちょっとした工夫で買取価格が大きく変わります。できる項目から実践してみましょう。
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早めに売る
かつては多くの人々が切手収集をしていましたが、インターネット、電子メール、ソーシャルメディアの普及によりデジタル通信が主流となった現在では、切手を使用する機会は大幅に減少しました。その結果、切手のコレクターも減少傾向にあります。
このデジタル化の影響で、以前は高価で取引されていた切手も、現在ではその価値が下がっていることがあります。そのため、価値のある切手を持っている場合は価値がさらに下落する前に買取に出すことをおすすめします。
特に福ちゃんのような買取業者は、写真を送るだけで無料の事前査定を提供しているため、手軽に切手の価値を確認できます。
保存状態を良くしておく
切手を含む買取品は、当然、状態が良いほど買取価格が高くなります。切手を保管する際は、日光や湿気、折れ曲がりや重なり合いなどから守りましょう。これらは切手の状態を損ね、価値を下げる原因となります。
具体的な保管方法としては、クリアファイルや小分け用のジップロックバッグを使用すると良いでしょう。これらは切手を外部環境から守り、清潔に保つのに適しています。汚れや折り目がある切手は、買取を拒否されることや買取価格が大幅に下がる可能性もあります。
切手を扱う際には、皮脂や水濡れを防ぐために、直接手で触れないよう注意が必要です。必要がある場合は、ピンセットや手袋を使用して直接の接触を避けましょう。
台紙貼りで査定にだす
参照:ザ・ゴールド
台紙貼りとは、同じ額面の切手を一枚の台紙にまとめて貼り付けたものです。例えば、62円の切手を50枚台紙に貼った場合、合計3,100円分として扱われます。
この方法は、料金別納郵便の支払いに使うことができ、特に多量の郵便物を送る個人や企業に便利です。バラの切手よりも高価で買い取ってもらえることが多く、場合によっては価格が数十%アップすることもあります。もしまとまった量の切手を持っているなら、台紙貼りでの買取に出しましょう。
台紙のサイズや切手の貼り方については、買取を行う業者のホームページ等で事前に確認しておきましょう。
2社以上の買取業者に見積りをとる
複数の業者に見積もりをとることをおすすめします。これにより、切手を適正価格で売れやすいです。可能であれば、他の業者の見積もりを使って価格交渉をすることで、より高い買取価格を得ることができるかもしれません。
ただし、多くの業者から見積もりを集めるのは、時間も労力もかかる作業です。そこで、負担を減らすためにも、見積もりは3つの業者に絞ることが良いでしょう。
切手の買取なら福ちゃんに任せる
福ちゃんは、日本有数の買取業者の一つで、16種類もの様々な商品を扱っています。これには切手、ブランド品、時計、カメラなどが含まれ、買取実績は800万点を超えています。
同社にはプロの査定士が多数おり、切手などの商品の価値を専門的な知識と経験から正確に評価してくれます。福ちゃんは特別な販売ルートを持つことで、他社よりも高い買取価格を提供することが特徴です。
特に、「出張買取レディースプラン」は特徴的なサービスで、女性客が安心して利用できるように、女性スタッフが受付から訪問、アフターサービスまでを一貫して担当します。これにより、男性を自宅に招くことに対する不安を感じる女性も安心してサービスを利用できます。また、このプランで手数料や追加料金がかかることはありません。
もし迷っているなら、福ちゃんでの査定を考えてみてはいかがでしょうか。
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