1円というと現金ではほとんど価値なしと感じますが、古い切手だといい値段で売れる可能性があります。
過去に2種類の1円切手が日本で発行されてきましたが、ぽすくまの1円切手は2021年に新たに発行されたものになるためプレミア切手とはなりません。そのため、プレミア切手となる前島密の1円切手についてご紹介します。
また、世界で最も価値が高いとされる1円切手についても見ていきます。
※他の切手や高く売れる切手の特徴など、切手買取について詳しく知りたい方は下記の記事を合わせてご覧ください。
- 1円切手の買取価格は30円から60円ほど
- 切手買取なら福ちゃんがおすすめ
日本で有名な1円切手
参照元:郵便局のネットショップ
日本の1円切手で最も有名な図柄といえば「前島密(1835年〜1919年)」です。
渡英して郵便制度を学び、それを日本に取り入れたことで有名で、「郵便の父」として知られています。
第一次新昭和の1946年〜1947年発行の15銭のものも前島密が描かれていますが、1円切手の図案になったのは第一次円単位の1952年〜1959年に発行されたものです。
また、1967年〜1969年発行の第二次ローマ字入りにも採用されています。
第一次円単位発行は、未使用で60円、使用済みで30円程度の評価額です。
第二次ローマ字入りは未使用も使用済みもどちらも30円の評価額になっています。
その後に発行された郵便事業株式会社発足の2007年〜2012年のものも、未使用・使用済みともに30円で、現在でも発行され続けています。
人気が高いため、他の図案に変更されなかったと言われています。
※1円切手は約70年もの間、前島密の絵柄のみでしたが、2021年4月から日本郵便のキャラクターとなっているぽすくまも1円切手として発行されるようになりました。
参照元:日本郵便
一応プレミア(額面以上)ではありますが、それほど高い価値はありません。円単位になったのがそもそも昭和中期のあたりなので、このあたりから発行された分はあまり価値が高いものはありません。
ただし、中には銘版、目打ち、糊、カラーマーク、紙質などで買取額が異なるので、中にはもっと価値が上がる可能性もあります。
世界で最も有名で価値の高い切手
参照元:Wikipedia
世界で一番有名な1円切手には「British-Guiana-One-Cent-Black-on-Magenta」があります。なんとオークションハウスで948万ドル(約9億7,000万円)で落札されました。今までの落札額では最高価格と言われています。
もともとの値段は1セント(1円)なので、10億倍にも値段が跳ね上がったということです。
発行されたのはガイアナ(当時はイギリス領ギアナ)で、1856年です。
世界に1枚しか存在しないということで、非常に話題になりました。
「たった1円のものがここまで値段が跳ね上がるとは!」と驚くかもしれませんが、日本のものだとプレミアがついてもせいぜい数千円でしょう。
あまり高望みはいけませんが、中には消印などで価値がアップするものがあるかもしれないので、査定に出してみるといいでしょう。
高価買取が期待できる切手とは?
手はちょっとした工夫で買取価格が大きく変わります。できる項目から実践してみましょう。
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早めに売る
インターネットや電子メール、ソーシャルメディアの普及により、昔ほど切手を使う機会が減り、切手収集をする人の数も減少しています。デジタル通信が主流になった現代では、かつて高値で取引されていた切手の価値も下がっている場合があります。
そのため、価値ある切手を持っている人にとって、その価値がさらに下がる前に売ることをおすすめします。特に、福ちゃんのような買取業者を利用すると、写真を送るだけで無料で事前に査定してもらえるため、切手の現在の価値を簡単に知ることができます。このサービスを利用することで、手持ちの切手を適切なタイミングで売却し、価値を最大限に引き出すことが可能です。
保存状態を良くしておく
切手を含む買取品は、その状態が良いほど高価買取の対象になります。切手を保管する際には、日光や湿気、折れ曲がりや切手同士の重なり合いなどから守ることが大切です。これらの要因は切手の状態を悪化させ、その価値を下げる原因になります。
切手を保管する際の具体的な方法として、クリアファイルやジップロックバッグの使用が推奨されます。これらの保管方法は、切手を外部の環境から守りつつ、清潔に保持するのに有効です。汚れや折り目がある切手は、買取を断られたり、買取価格が大幅に低下する可能性があります。
切手を取り扱う際には、皮脂や水濡れを防ぐため、直接手で触れないように注意しましょう。切手を安全に扱うためには、ピンセットや手袋の使用が推奨され、これによって直接的な接触を避けることができます。
台紙貼りで査定にだす
参照:ザ・ゴールド
台紙貼りとは、同じ額面の切手を一枚の台紙にまとめて貼ることです。たとえば、62円の切手を50枚台紙に貼れば、その合計は3,100円分の価値として見なされます。
この方法は、大量の郵便物を送る際に利用する料金別納郵便の支払いに適しており、個人や企業にとって非常に便利です。通常、バラの切手よりも台紙貼りの切手の方が、買取価格が高くなる傾向にあります。場合によっては、価格が数十%アップすることもあります。したがって、多くの切手をお持ちの場合は、台紙貼りで買取に出すことを検討すると良いでしょう。
台紙に切手を貼る際のサイズや方法に関しては、買取を行う業者のホームページなどで事前に確認しておくことが重要です。
2社以上の買取業者に見積りをとる
切手を売る際には、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。これにより、切手を適正価格で売りやすくなります。また、可能であれば、他の業者の見積もりを参考に価格交渉を行うことで、より高い買取価格を提示してもらうチャンスがあります。
しかし、多くの業者から見積もりを取ることは、時間や労力がかかる作業となります。そのため、労力と時間の負担を軽減するためには、見積もりを求める業者を3つに絞ると良いです。
1円切手は買取業者に売るかコレクションにする
今はメールやLINEのようなデジタル通信が主流で、郵便を使う機会が減っています。そのため、残っている1円切手を郵便料金として使い切るのが難しいと感じる人もいるでしょう。そんなとき、少しでも現金化したいと考えるのは自然です。
ただ、チケットや切手を買い取ってくれる店に持って行っても、使用頻度が低い小額の切手は、バラではなくシートでないと買い取ってもらえないことが多いです。その場合、専門の処分を行う店を探す必要があります。日本郵便切手商協同組合のホームページで、近くの専門店を見つけることができます。また、この機会に切手収集を始めるのも一つの選択肢です。
もし1円切手をシートで持っている、または1円に限らずバラの切手を多く持っている場合は、福ちゃんに買い取ってもらうことをお勧めします。福ちゃんではバラの切手も買い取ってくれるため、一枚だけではなく複数枚持っている場合には特に便利です。
切手買取は福ちゃんに任せる
福ちゃんは、日本で有名な買取サービスのひとつで、切手やブランド品、時計、カメラなど16種類の商品を取り扱っており、これまでに800万点以上の商品を買い取っています。
この会社には、商品の価値を専門知識と経験で正しく査定できるプロの査定士がたくさんいます。福ちゃんは独自の販売ルートを持っているため、他の業者よりも高い価格で買取してくれることが特徴です。
買取について悩んでいるなら、福ちゃんでの査定を検討してみるのはいかがでしょうか。
運営会社 | 株式会社REGATE |
対応地域 | 全国対応 |
事前査定 | 可能 |
買取方法 | 店頭買取・出張買取・宅配買取 |
手数料 | 無料 |
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