切手で切手を買うことはできる？切手の意外な使い方も解説！

ハガキや手紙を送るのに貼ったり、宅配便の送料としても使える切手は、実用目的で売買されます。ただ、必要な切手の金額を間違ったり、他のデザインを求める場合は、買い直す必要があります。

実際、切手で切手を買うことができるかというと、できません。しかし、交換という形であれば可能です。そこで本記事では、日本郵便で交換可能な商品や切手の意外な使い方ついてご紹介します。

※他の切手や高く売れる切手の特徴など、切手買取について詳しく知りたい方は下記の記事を合わせてご覧ください。

切手は日本郵便で交換できる

日本郵便では切手の換金はできませんが、手数料を引いたあとの金額分を郵便関連の商品と交換することができます。もし不足分があれば現金で支払うことが可能です。また、交換は日本全国の郵便局で可能となっています。

ちなみに、日本郵便のサイトでも換金について以下のように説明されています。

現金での返金は行っておりません。

ただし、料額印面(はがきの料金を表す部分)が汚れたり、破れたりしていないものであれば所定の手数料にて交換させていただきます。

引用：日本郵便の公式サイト

切手は何と交換できる？

普通切手・特殊切手は次の4つの郵便関連の商品と交換することができます。

※それぞれの商品に交換するには手数料がかかりますが、具体的な手数料については次の項目の「切手の交換にかかる手数料はいくら？」をご覧ください。

普通切手

普通切手とは郵便切手とも呼ばれ、郵便物を発送料金の支払いに使われる切手です。切手には使用期限がなく、昔発行されたものであっても、現在でも利用可能となっています。

切手を別の切手に交換する際は、額面が同じ切手とは交換ができません。異なる額面の切手との交換になります。

郵便はがき

郵便はがきは、日常の挨拶や年賀状などを送る際に便利な、一律料金で利用できる便利な手段です。おしゃれなデザインや季節感のあるイラストが施されたものも多く、どこでも手軽に購入できます。

郵便書簡

手紙を送りたいときは、郵便書簡が適しており、内容の重さや大きさに応じて料金が決まります。もし手紙に追跡機能や保証が必要なら、追加オプションも選べます。

レターパックやスマートレター

レターパックは、書類や小さな物品を送るのに役立ちます。一律料金で、受取人が直接手渡しで受け取る「レターパックプラス」と、受取人のポストに投函される「レターパックライト」の2種類があり、どちらも追跡サービスがついているので安心です。

スマートレターは薄い書類をコストを抑えて送りたい時に最適です。全国どこへでも一律料金で送れる専用の封筒を使用し、簡単に利用できますが、追跡サービスはありません。

切手の交換にかかる手数料はいくら？

切手は郵便関連の商品と交換することができますが、手数料が引かれます。では、どれだけ手数料が引かれるのかというと、交換数が1枚から99枚の場合は切手1枚あたり5円、100枚以上であれば切手1枚あたり10円の手数料がかかります。

また、切手が汚れていたり破れていると無効となり、交換対象とはなりません。

	1枚～99枚	100枚以上
郵便切手・通常はがき	1枚あたり5円	1枚あたり10円
往復はがき・郵便書簡	1枚あたり10円	1枚あたり20円
レターパック封筒・スマートレター封筒	1枚あたり42円	1枚あたり60円
10円未満の郵便切手や通常はがき	合計額の半額	1枚あたり10円

交換する切手が100枚以上となる場合は、用紙に種類別、金額別にまとめて張り付けて提出する形になります。用紙は日本郵便の公式ページから取得可能です。エクセルデータとなっているので、印刷して利用しましょう。

切手の意外な利用方法

切手には交換だけでなく、色んな使い方があります。

ゆうパック等の着払いの送料

実は自宅に届いた着払いのゆうパックにも切手を利用することができます。郵便局に行ってまで交換するのは面倒な方でもすぐに使えてとても便利ですよね。

着払ゆうパックは切手で送料を支払えますか？

お支払い頂けます。また、切手と現金の併用も可能です。

引用：日本郵便の公式サイト

ゆうパック

切手は着払いの送料に充てることができたので、もちろん送る際の送料として使うこともできます。

ゆうパックは切手で料金を支払えますか？

切手でのお支払いも可能です。また、切手と現金の併用もできます。
ただし、コンビニで差し出す場合は、切手でのお支払はできません。

引用：日本郵便の公式サイト

EMSの料金

EMS (Express Mail Service)は、国際スピード郵便のことで、世界中の多くの国と地域で利用できる国際郵便サービスです。EMSでも切手が使用できます。

切手でも料金をお支払いいただけます。郵便物に料金分の切手を貼付いただくこともできますが、EMSでしたら1通から料金別納にてお支払いただけます。

引用：日本郵便の公式サイト

料金別納郵便の料金

引用：料金別納 – 日本郵便 (japanpost.jp)

切手を貼らずに発送ができる方法で、同一料金の郵便物や荷物を10個以上発送する際に利用できる方法となっています。切手を貼らずにと書きましたが、送料の支払いは切手と現金のどちらでも可能です。

売る場合はどこがいい？

その切手、もしかすると高く売れるかもしれません。売却先として考えられるところにはどういったものがあるのか。ここでは、3か所ご紹介いたします。それぞれの特性を理解した上で利用しましょう。

専門の買取業者

切手の買取は専門の買取業者がおすすめです。

その理由は、専門の買取業者には切手の価値を見極めることができる専門の鑑定士がいるからです。彼らは切手の種類、状態など、多角的な視点で切手を評価し、その価値に見合った、またはそれ以上の価格を提示してくれます。

また、専門買取業者は充実したサポート体制を有しているため、取引の過程で生じる可能性のある疑問や問題にも、迅速かつ丁寧に対応してくれます。

切手を売ろうと考えている場合は、専門の買取業者のサービスを利用しましょう。

金券ショップ

切手は金券として扱われているため、金券ショップでも買い取ってもらうことができます。

金券ショップの買取では「額面の何％」と切手の買取額が決められています。そのため、額面以上の価値をもつプレミア切手であっても実際の価値より安く買い取られる可能性があります。

切手の価値を見極める査定士が在籍していないことも多いため、少しでも高く売りたいという方は専門の買取業者に買取を出しましょう。

ただし、近くに専門の買取業者がなく、早く売りたいという場合には金券ショップに買取に出すことをおすすめします。

フリマアプリやネットオークション

フリマアプリやネットオークションはトラブルに巻き込まれる可能性があることやコスト（販売手数料、送料、梱包等）がかかる、梱包や発送に手間がかかるなどデメリットが多いのが事実です。

また、注意が必要な点として、切手の出品についてメルカリの公式サイトでは以下のように説明されています。

2.切手は出品可能ですか？

A.出品できますが、場合によっては出品できないものがございます。

下記の切手については出品可能です。

• 単位が銭/圓の切手
• 外国切手
• 使用済みの切手

注意点としては、単位が「円」の切手は出品できません。すでに切手が貼ってある切手帳やキャラクター切手に関しても出品は禁止しております。

引用：メルカリ(金券類の出品可否について)

未使用の切手はフリマアプリで販売することはできません。誤って未使用の切手を出品しないよう注意が必要です。

ただし、消印がついた切手（使用済み切手）や海外の切手などであれば、販売が可能です。

使用済み切手を処分でき、お金も受け取れる点は良いところなので、買取に出せない使用済み切手であれば販売してもいいかもしれません。

一度福ちゃんの事前査定に出してみる

査定は無料なので、一度事前査定に出してみてから交換してみてはいかかでしょうか？プレミア切手だとしても同額での交換になります。一度査定に出してみて価値を確かめて、価値が低ければ交換、高ければ買取がベストです。

福ちゃんは、16種類もの品物の買取を行う買取業者です。この会社は、切手、高級ブランド品、腕時計、カメラなどの幅広いアイテムに対して、800万点を超える買取実績を誇ります。

多数の専門査定士が所属しており、彼らは専門知識と豊富な経験を活かして、切手などのアイテムの価値を正しく鑑定してくれます。また、他社とは異なる独自の販売ネットワークを持っていることから高価買取を実現できています。

査定を迷っている方は、ぜひ福ちゃんでのサービスをご検討ください。

運営会社	株式会社REGATE
対応地域	全国対応
事前査定	可能
買取方法	店頭買取・出張買取・宅配買取
手数料	無料

※他の切手や高く売れる切手の特徴など、切手買取について詳しく知りたい方は下記の記事を合わせてご覧ください。